【腰の筋肉の加齢が進む!】腰痛を大きく左右する筋肉

  

筋肉は全てにおいて人の体の中でとても大切な役割を果たしています。

基礎代謝という、生きているだけで消費されるカロリーも筋肉の働きからきていて、血液やリンパ液を活発に運ぶ手助けもしていますし、筋肉が無ければ人は生きていけません。

そして腰。腰は漢字で見ると、月へんに要という字から成り立つだけに身体の中心部分と言っても過言ではありません

腰に力が入らないと歩くのは愚か立つことも難しく、その腰の筋肉となれば腰痛はもちろん身体全体に影響を与えます

腰痛と腰の筋肉は直接関係のある症状もありますし、腰そのものや骨格に問題のある症状も



腰痛の中でもギックリ腰や慢性腰痛は腰椎周辺の筋肉の疲労、損傷や断裂が原因です。

急にくるギックリ腰でも、実はいつも酷使している筋肉が悲鳴を上げていた状態でいたことも多く、本人では自覚がないまま急に腰痛に見舞われたと思うようです。

前触れもなく急にブチン!と断裂してしまう事もありますが、いずれにしても筋肉の損傷で、無理をしたことが原因です。

筋肉と腰痛の関係は、分裂症や椎間板ヘルニアなど腰そのものの病気ではありますが損傷した腰は筋肉がこわばって固くなり、血行も悪くなっていて痛みが増した状態の中、腰と腰周辺の筋肉で支えられているはずの上半身の重みが一気に来れば心身共に受けるダメージは大きくなるのです。

35歳から、早い人では30歳から腰の筋肉の加齢が進むといわれ、腰痛持ちの人で、たいてい中年から始まったと言う人が多いのもうなずけます。

腰痛に大きな影響を与える筋肉が腸骨筋と大腰筋。大腰筋は骨盤と背骨と太ももの大腿骨を支えている深層筋で、加齢と共に細く弱くなっていきます。

腰痛時にこの大腰筋は固く細く収縮している状態で、痛みを伴った腰に余計痛みを与えてしまう悪循環に陥ります。

それは筋肉の損傷からくる腰痛だけでなく、腰そのものの病気でも同じようにカチカチに収縮したままです。

そして腸骨筋。腸骨筋は脚の付け根にある筋肉です。腰痛体操で仰向けから膝を曲げて胸に近づける動作がありますが、それが腸骨筋を鍛える動作です。

腸骨筋は骨盤を少し前屈みの正しい方向を向いた位置に置くためと、股関節を屈曲する時に働く筋肉です。腰痛とあまり関係が無いようでも



であり、また辛い腰痛が来たとしても脚の屈曲や骨盤を引く筋肉が正常に伸び縮みして柔らかく機能していれば腰痛との付き合い方に差が出ることでしょう。

そして腰痛とセットで持っている人が多い座骨神経痛。仙骨から大腿骨にかけて繋がる筋肉で、これがコリや腫れを起こすと坐骨神経に触れて痛みや痺れを起こします。

この梨状筋からくる坐骨神経痛は、腰痛で腰周辺の筋肉の強張りが原因というケースが多いとのことです。

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腰痛の原因はこの筋肉だけ

腰痛の原因はいろいろ考えられます。ただ、あちこちの筋肉が痛んで腰痛を発症するというわけでもありません。

だいたい決まった筋肉の異常によって神経が圧迫されることになり、腰痛が発症することになります。

もちろん、椎間板ヘルニアのように、筋肉とはまったく無関係に、直接神経が圧迫されてしまうケースでは、腰痛は起こります。

また、時折「内臓疾患」によって腰部に強い痛みが発生することがありますが、そういったケースもやはり、筋肉とは無関係の痛みということになります。今回はあくまでも



についてお話していきたいと思います。

特定の筋肉が腰痛を引き起こすことは間違いありませんが、しかし、腰とかかわりがある筋肉は無数に存在しているため、ここでその筋肉を指摘しても、素人ではこれを改善することがほぼできないということで、ここではあえてその筋肉を指摘して改善するというよりは、イメージ的に腰痛の原因にならないことを目標にしていきたいと思います。

簡単に言ってしまえば、「お尻の筋肉を常にほぐしておく」ことが重要になります。これもあくまでもイメージですが、どんなに筋骨隆々の人であっても、お尻だけは柔らかいという印象が強いですが、腰痛の有無に関していえば、このことが非常に重要になるのです。

ですから、「あ、ちょっとお尻のあたりにコリを感じるかな・・・」というときには、そのしばらくあとになって、かなりツライ腰痛に襲われることもあります。

ですから、お尻の筋肉のコリを感じたときに、できるだけ早くそのケアをすることによって、筋肉疲労性の腰痛に関していえば、かなりの確率で予防できることになります。

そこで、もう少し具体的にお尻のどのあたりが重要なのかということについてお話しましょう。

だいたいの位置で説明するならば、大腿部の外側から上半身に向かって両手でたどっていくと、お尻の側面に差し掛かります。

すると、その部分が少しへこんでいるような箇所があります。実は、この部分の筋肉がこってしまうと、腰痛の原因に直結すると考えられているのです。

ですから、筋肉疲労性の腰痛に悩んでいるという人なら、ストレッチなどでこの部分の筋肉をほぐすようなエクササイズを行うことで、腰痛の改善をはかっていただきたいと思います。

腰痛の解消には重要な筋なのですが、これはお尻のかなり奥のほうにありますので、表面の柔らかさだけで判断しないことが重要です。

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筋肉が原因である腰痛について

腰痛にはいろいろな原因が考えられますが、中でも一番多いのが、「筋肉が原因の発端になっている腰痛」です。筋肉に何らかの問題がある腰痛を、「筋性腰痛症(筋筋膜性腰痛症)」と呼びます。


筋性腰痛症の場合であろうと何であろうと、「腰痛」なのですから、痛む場所は当然「腰」には違いありません。

ただ、筋性腰痛症の場合は、たいていその「痛い場所」にマッサージをほどこすなり湿布を貼付するなりしたとしても、もちろんそのときには若干の改善がみられるとは思います。

しかし、



というのが正直なところです。つまり、マッサージや湿布の貼付などによって一時的に痛みが鎮静化したとしても、いずれ再発の可能性が大きくなるということがいえます。

トーシステマティックレビューでは、マッサージは亜急性および慢性の腰痛症状の短期的な介入効果を認め,治療的な運動や教育と組み合わされた場合に,治療直後および短期間の症状軽減に効果的であるとされている.一方,Cochraneレビューではマッサージが腰痛に効果的な治療であるという確証はほとんどないとされ,急性,亜急性および慢性の腰痛は短期間の疼痛改善を示すのみで,亜急性および慢性の腰痛患者でも、短期の機能改善がみられるに過ぎない。

引用元:マッサージ | 腰痛診療ガイドライン2019

筋性腰痛症の根本的な原因は、大腰筋の拘縮(これを「持続性収縮」といいます)です。何かすごく難しい話をしているように感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

この、一見難しく感じられる漢字で表現された状態を説明するのはそれほど難しいことではありません。

「大腰筋の拘縮」(ちなみに「拘縮」は「こうしゅく」と読みます)というのは、大腰筋が縮んだ状態のまま、伸びにくい状態になっているのです。

つまり、わかりやすく言えば、「大腰筋が凝っている」というイメージになるわけです。

で、「大腰筋」という名称は、おそらく多くの人が耳にしたことがある筋肉であるとは思うのですが、これがいったいどこに位置する筋肉であるかというと、さすがにたいていの人はご存知なのではないか、という気がします。そこで、まずはこの「大腰筋」の位置をしっかりと把握すべきでしょう。

さっそく結論から言ってしまいますと、この「大腰筋」という筋肉は、背骨の左右に位置しており、背中や腰を支える役割を果たしているのです。

人間は、年齢を重ねたり、姿勢が悪かったりすると、とどうしても「猫背」になってしまいますが、これは、大腰筋が弱っていることを意味します。



なのです。また、股関節の開閉の際に、大腰筋の伸縮が大きくかかわってきます。ですから、上半身に位置しているとはいっても、下半身にも影響を与える筋肉なのです。

しかしそれはつまり、それだけダメージが及ぶ可能性が高い筋肉でもあるわけです。そして実際に、大腰筋のダメージが腰痛という形で発症してしまうことになっているのです。

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