腰痛にはいろいろなタイプの腰痛がありますが、中には、「原因不明の腰痛」と考えられる痛みもあります。
だいたいにおいて、腰痛の原因として、「腰部の筋肉の炎症痛」もしくは「腰部付近の筋力の低下」、「血行不良」などが挙げられます。
また、「腰部付近の筋力の低下」は「骨格形成異常」とは密接なつながりがあり、もともとは骨格形成に異常があったところ、そこに腰を支える筋力が低下したことで痛みをともなう種類の腰痛も珍しくはありません。
たとえば、「椎間板ヘルニア」なども広義においてこれに分類される腰痛です。
ただ、これらの原因とはまったく別のタイプの腰痛もあるのです。それは、
です。
ストレスという、外科的要素はまったくないように思われるファクターが腰痛の原因になるというと、どこか不思議な印象を覚えるかもしれません。
実は、ストレスというのは人間の身体のいろいろな部分・器官に不都合を及ぼす、現代人にとっての大敵とも言えるファクターなのです。
腰痛の場合、ストレスが原因となってホルモンバランスを崩してしまい、その結果、「腰痛」という、まったく想像していない結果としてこれが表面化することになるのです。
ですから、腰痛の予防として、「ストレス発散」というファクターも実は不可避であるということもよく覚えておいてください。
なお、「血行不良」による腰痛の際に軽い運動がよいということが知られていますが、これは「ストレス発散」という要素も含みますので、やはり軽い運動というのは特におすすめです。
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腰痛の原因はストレスだった
腰痛というと、やはり外的な問題があるように感じられますが、実は内臓のトラブルからも起こると言われています。
しかし腰痛の原因がストレスと聞くと、あまり納得できない人もいるのではないでしょうか。ストレス社会とも言われている現在、原因のわからない腰痛に悩む人も多いのです。
ではストレスと腰痛の関係とはどういうものなのでしょう。ストレスは自律神経に影響を与えることはご存じと思います。そしてそれによって、ホルモンバランスも乱れ血行も悪くなります。つまり
のです。ストレスが解消されると筋肉も緩み、ゆったりした状態になります。
また長時間の緊張によってドーパミンの分泌が悪化すると言われています。ドーパミンは体に苦痛を感じたときにたくさん分泌され、痛みを緩和してくれます。
しかし長時間の緊張でドーパミンが出にくくなるので、痛みの緩和が緩いということに。つまり痛いと感じやすくなるわけです。つまり緊張感の強い人ほど、痛みは強く感じるということになります。
またストレスの多い毎日を過ごしていると、睡眠も良い状態で体を休めることができなかったり、運動などする気にならなかったりと、腰痛を引き起こす理由がいろいろ重なってくることもあります。
そこで腰痛の改善は整形外科などだけでなく、心療内科の部分も必要な人もでて来るということなのです。
鬱的な不安がある場合は心療内科の診断を受けて、抗うつ薬や不安薬などによって痛みを調整したり、やる気を取り戻すことも必要になることもあるのです。
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病院でも分からない原因不明の腰痛
腰痛といっても突然激痛が起こることもあります。そして病院に行って診てもらっても、
のではないでしょうか。当然レントゲンを撮ったり、骨の密度検査などをしても分からない。そんなときには内臓からの腰痛原因も考えられます。
例えば他の症状がどこかに少しでも出ていれば、その辺のことから検査をしていくと、意外な病気が潜んでいたりします。
例えば最近腰痛の他に下腹部に激痛が走ると言う場合は、子宮に大きなトラブルがあり、それが腰痛の原因となっている可能性もあります。
その場合は婦人科系の病院で調べてもらうことが大切です。また最近食欲がないということであれば、内科に相談をして血液検査などでがんなども調べたり、胃腸の検査をすることも大切かもしれません。
腰痛がひどくなって整形外科に相談しても、整形外科の担当の部分しか検査はできません。その検査から偶然原因がわかることもありますが、原因不明ということもあります。
しかしそれは本当の原因不明ではなく、原因がまだ分かっていないということなのです。
自分の体は自分で守ることが重要であり、腰痛の原因を調べるときには少しでも不調があるところはチェックして担当の医師に相談しましょう。
どの科が担当か分からないときには、総合病院で1つの科にかかって気になることを医師に伝えることで、他の科への紹介もしてくれます。
このように医師もすべてお見通しではないので、自分でも原因を見つけてもらう努力をしましょう。
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