【コスパの良い運動機器!】腰痛を自転車と運動で改善?

  

腰痛患者さんにとって、おそらく



ということに関しては、耳にタコができるくらい聞かされてきたことだと思います。腰痛患者さんにとって、運動を行うことの意味は確かに非常に大きいといえます。

たとえば、腰痛の大敵とされる肥満を解消することができるとか、腰回りの筋肉をつけることができるという観点で、腰痛が起こりづらくなるというメリットが考えられます。

これは腰痛患者さんにとってはきっと「基本中の基本」ということになると思いますが、事実であることには違いありません。

ただ、運動の方法にもいろいろあるということに関してここではいろいろお話していきたいと思っているのですが、それは、運動の方法によっては逆に、「腰に負担をかけてしまう」というリスクを指摘されるケースが多いからです。

腰の状態のことを考えていろいろな運動を取り入れていたにもかかわらず、結局腰には負担が大きかった・・・などということになってしまっては、これはまさに「元の木阿弥」、「本末転倒」ということになってしまいます。では、



そのひとつに



が挙げられます。自転車が腰痛対策として「良い」と考えられている根拠はもちろんあるのですが、しかしその反対に、腰痛には逆効果もあるという指摘もかなり多いというのも事実です。

まずは、「自転車による運動が腰痛には逆効果」という説の根拠から挙げていきたいと思います。そのひとつに、「前傾姿勢が腰に負担をかける」という理由が非常に多くきかれます。

また、「サドルから腰への大きな負担をかける」、という指摘もあります。さらには「自転車のペダルを漕ぐことによって、骨盤に変異が生じる」という説です。

確かにこれらを個々に見ていくと、確かに腰に大きな負担がかかってしまいかねないというイメージにはなります。

ただし、これらはすべて「別々の負担」であるということになります。つまり、腰痛にはよくない原因ではあるものの、腰の一か所に集中して悪影響がおよぶというわけではないということが挙げられます。

要するに、たいていの運動をする上で、そういった負担はどうしてもかかってしまうのではないか・・・という考え方も成り立つことになるのです。

メリットに関しては、たとえば「走るときに生じるような衝撃が起こらない」こと、そして「下半身を鍛えることで、体幹を鍛えることができる」といったことが挙げられます。

また、「股関節の可動域が大きくなるため、骨盤、ひいては腰への負担が小さくなりやすい」といったメリットが考えられます。

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運動器具を用いた腰痛患者さんの運動

腰痛の悩みを抱える人にとって、運動することは非常に重要です。腰痛患者さんにとって運動が重要であると考えられる根拠はいろいろあります。

たとえば、ダイエット効果によって腰にかかる負担をできるだけ小さくするとか、あるいは筋力アップをはかって腰を支える力をつけるといったメリットがあるからです。

ただ、たとえば走ったり歩いたり自転車をこいだりすることによって、



ため、腰痛患者の人が運動をするのであれば、できるだけ専用の運動器具を利用して運動するのが理想であるとする説もあるようです。

もちろん、近年そういった腰痛患者向けの「運動グッズ」も数多く出回るようになってきていますし、実際そういったグッズを利用して運動を実践している人もいるかもしれませんね。

そして、腰痛患者さん向けとまでは言えない、一般的な運動器具を利用して、できるだけ腰に負担をかけないで運動していこうということを実践している人も少なくないのではないでしょうか。

パッと思いつくところで言えば、いわゆる「バランスボール」は、上記に触れたように「筋力を蓄える」という目的には非常に効果のあるアイテムであるといえます。

また、腰への負担も極力小さく抑えることができますので、そういった意味ではバランスボールの有効性は、腰痛患者さんにとっては非常に大きいと考えられます。

ただし、バランスボールが苦手であるという腰痛患者さんが無理にこのアイテムを利用しようとすることは、できれば避けたほうがよいといえます。

というのも、もしバランスボールから転げ落ちてしまった場合を考えると、腰痛患者さんにとっては「危険な運動」であるとも考えられるからです。

もし腰から着地してしまったというようなことがあると、そのダメージは計り知れないといわなければなりません。

苦手であるという人を除けば、バランスボールは腰痛患者さんにとっての運動器具としてはかなり理想的であるといえますので、他のアイテムを挙げるのが少々難しくなります。

ただ、腰に巻きつけて引っ張ることによって筋力アップさせるタイプのゴム製品であれば、腰自体にはそれほど負担がかからず、身体全体にはかなり大きな負荷をかけることができます。

そういったタイプの運動器具についても、腰痛患者さんにはかなりおすすめということになるでしょう。

まあどんな運動器具をつかうにしても、使用上に注意にしたがってご利用いただきたいと思います。

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腰痛で運動できない場合

腰痛を改善するためには「運動」が重要であるという話に関しては、おそらくほとんどの腰痛患者さんがご存知であると思います。

しかし、その腰痛が今まさに襲いかかってきているという状況では、さすがにそれでも運動をしなければならないとは考えないと思います。

ごく軽微な痛みであれば、運動をできないこともないと考えるかもしれませんが、本格的な腰痛の痛みを知る患者さんであれば、「ごく軽微な痛み」は「腰痛」の中には加えないかもしれません。

やはり、「腰痛」という認識のあるレベルの痛みでは、ふつう無理に運動はしないということになるでしょう。

結論から言えば、やはり重い腰痛がある人にとっては、とにかく安静にすることが重要ですから、



たとえば腰痛の治療のために病院に行くという行動に関しても、少し痛みが落ち着いてからにしたほうがよい場合が多いです。

すぐにでも痛みを腰から取り去りたいという気持ちはわかりますが、それでも少し痛みが落ち着いてから病院に行くことを強くおすすめしたいものです。

で、やはり深刻な腰痛を抱えていらっしゃる方からすると、やはりどうしても腰痛を少しでも改善したいという思いが強いことから、良いというものはなんでも取り入れたいという気持ちに駆られてしまうことが多いようです。

もちろん、「運動」もそのひとつです。だからこそ多少の無理をしてでも運動をしなければ・・・といったある種の強迫観念にとらわれてしまう可能性もあるのかもしれません。

しかし、ほんとうにそれが良いことであるのかどうか、行動に移す前にちょっと立ち止まっていただき、考えていただきたいものです。

たとえば、腰痛があまりにもひどくなってしまって、歩けないレベルであり、しかもそれが何か月も続くとなったら、さすがに「運動をすれば改善される」とは思わないはずです。

そういう状況であれば、「絶対安静」を選択するしか方法はありません。そういった状況であるとすると、特に椎間板ヘルニアが原因であるという場合には、手術も必要になってしまう可能性もあります。

そこでちょっと考えていただきたいのですが、腰痛自体はかなり重いという意識がありながらも、改善したいという気持ちがあまりにも強すぎてしまって、ほんとうなら運動できない状態なのに無理に運動してしまったりすると、そこからさらに



も考えられます。そして、そういった考え方を繰り返してしまうと、いつしか「歩けなくなってしまう」という状態まで症状が悪化してしまう可能性も十分考えられることになります。

だからこそ、「無理をすれば運動できる」という状況が、実は一番恐ろしい状況であるとも言えるのです。

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腰痛患者の運動再開のタイミング

日本には、腰痛を抱え込んでしまった患者さんはあまりにもたくさんいます。

「私は腰痛だから・・・」と言ったとしても、誰も驚かないのが日本の腰痛事情であるといっても過言ではないでしょう。

これは、日本人の運動不足(運動する時間がない)こととも実は密接に関係していると考えられます。

というのも、腰部周辺の筋肉がゆるんでしまうことで、腰痛を発症するという症例が非常に多いからです。

ですから、腰痛患者さんが腰痛を克服したいと考えるのであれば、やはり「運動」は必須事項であるといえます。

ただ、ちょっと考えていただきたいのが、



腰痛を発症しました。だから腰が痛いです。でも、腰痛を克服したいから、運動を再開します・・・というパターンだけは絶対にやめていただきたいというのが本音です。

腰痛が現在進行形で発症しているという状況で無理な運動をすることによって、今後改善を見るはずだった腰痛がさらに悪化してしまうということは十分に考えられるのです。

腰痛の対策、もっといえば「改善」のためには、「絶対安静」が必要条件であると考えていただきたいと思います。

もちろん、腰痛の原因(病名)や症状(進行度合い、重度)にもよりますが、一般的には、腰痛だからといって、たとえば1年間休みなくずっと痛みがあるというケースは少ないといえます。

「少ない」というよりも、「ほとんどない」というべきでしょう。

たとえば、腰痛の中でももっとも重い病気である「椎間板ヘルニア」であったとしても、どちらかといえば痛い時間よりも痛くない時間のほうがずっと多いというのが普通でしょう。

椎間板ヘルニアの場合、痛みが出たときのその恐怖の大きさがあまりにも大きい(つまり、それだけ痛みが多い)ために、ずいぶん長時間痛みを感じつづけている錯覚にとらわれるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

そういった腰痛の特徴から考えると、腰痛患者の方が運動を再開するのであれば、やはり



である必要があります。運動をするとまた痛みが再発してしまうというケースも当然考えられますので、そうなってしまったら、その時点でまたすぐに運動を打ち切る勇気も必要です。

ですから、腰痛患者さんが運動を再開するときに大切なことは、「運動再開のタイミングを間違えない」ということになります。

症状を悪化させないためにも、この点にだけはどうぞ気を付けてください。

腰痛におすすめの運動・ウオーキングと水泳

腰痛は病院に通っても、なかなか改善されないことも。そんなときに自分で行う運動が、とても良い効果が得られると言われているのです。

そしてその代表的な運動に、ウオーキングと水泳があります。腰痛の人が運動で改善するためには、無理をしないことが大切です。

運動によって腰や背中の筋肉をつけ、腰を守る力をつけることが大切ですが、そのまえに腰を痛めてしまうということがあるのです。

そのため無理をせず、時間が掛かっても少しずつ運動を増やしていくようにしましょう。

腰に負担を掛けずに運動をしたいなら水泳や水中体操、水中ウオーキングなどがありますが、プールの施設が近くにないと続きません。そのため水泳が難しい場合はウオーキングがおすすめです。

ウオーキングは運動嫌いな人にとっては以外ときついもの。そこでまず家から10分だけ散歩してみましょう。10分行ったところから折り返して戻れば、それで20分のウオーキングができます。

15分行って戻れば、それだけで30分できるのです。運動と思わず10分だけ家から散歩すると思えば、以外と簡単に20分~30分のウオーキングができます。

ウオーキングは



ですが、慣れてきたら後の足を伸ばし、前に出す足はカカトから落としましょう。そして歩幅を少し大きめにするとより効果的になります。

慣れてきたら少し意識をしてみましょう。腹筋や背筋も筋肉がついてくることで腰を守って、腰への負担から守ってくれるのです。

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腰痛に効果的な運動療法

腰痛は運動療法がおすすめです。腰痛の原因はいくつも重なっていることもあり、なかなか病院でも改善できないこともあります。

そんなときには運動療法をやってみませんか。腰痛は病院の治療だけでなく、自分でも改善の努力をすることが大切です。そのためにも効果的な運動療法を行ってみましょう。

最近は運動療法の研究も進み、運動療法と薬物療法のどちらが腰痛対策に良いか臨床試験をしています。

激痛ではない椎間板ヘルニアの患者を8週間、薬物投与グループと運動療法グループに分けて試験を行った結果があります。



とのこと。そして何回も同じ試験を行っても、同じ結果となったのです。

腰痛運動の基本は腰の周りの筋肉の低下を抑えることですが、運動療法の方が薬で痛みを止めるよりずっと筋肉を落とすこともなく、筋肉を少しずつでもつけることができたのです。

ただし無理をすると逆に筋肉をつける前に、腰を痛めてしまうので注意が必要となります。

そして運動療法のポイント



なのです。つまり激しい運動ではなく、適度な運動を毎日続けることが筋肉を落とすことを止めることができ、筋肉がつけて腰を守るようになります。

確かにウオーキングなどはおすすめですが、毎日必ずウオーキングに出ていくのは結構辛いものです。

そこで運動といってもストレッチで十分なのです。スポーツジムに通ったり、プールに通うことはベストのようですが、なかなか続かないのです。

逆に家でできるストレッチをきちんと毎日行うことなら、意外と続けられるものです

また病院では機械などで引っ張ったりする物理的な治療もありますが、自分でストレッチをすることで、より筋肉はスムーズに言うことを聞いてくれるのです。

無理やり機械で引っ張るより、自分の意志で伸ばすことの方が良い効果が期待できます。

筋肉は脳が司令をしたとおりに素直に動こうとします。だからこそ、自分から運動を行う方が腰痛治療には効果があるのです。

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