【楽な姿勢は負担を掛ける!】姿勢を見直して腰痛ケア

  

腰痛はもとより肩こりや関節痛など、人は痛みとはとても密接です。それは骨、血管、筋肉、神経の寿命なのか、悪い姿勢や癖の毎日の積み重ねなのか分かりません。

腰痛の原因でよく聞くのが身体の歪み。これは姿勢も関係します。いわゆる



のですが、猫背が腰痛を引き起こすというよりも腰の疲れが姿勢を悪くさせてしまって悪循環に陥るのです。

姿勢は骨だけの問題ではなく、腰と腹部と背中をを支える筋肉も大きく関わっていて、真後ろから見ると真っ直ぐでも横から見ると自然なS字カーブを描くように立つ背骨は、真後ろから見てもカーブを作っているのが見て取れるほどになります。こうなれば



ただ、人はムリヤリ体に悪い姿勢を楽だと言って好んでとるよりは、どこか歪みや痛みがそうさせていると考えて良いでしょう。

肩や背中がこって痛くて、つい猫背になっていたり腰に負担をかけるような立ち方や歩き方をしているのではないでしょうか。

姿勢と腰痛が大きく関わっているのは、悪い姿勢の腰痛の進行がセットだからなのです。悪い姿勢で腰痛が引き起こされるとすれば腰の筋肉の疲労が大きな原因になります。

筋肉の断裂や損傷で起こる腰痛がギックリ腰。

そのギックリ腰は急性腰痛症といいますがギックリと強い痛みが走った…というきっかけが全てではなく、悪い体勢のとりかたで筋肉に強張りを持たせているまま腰に無理をかけていることに気が付かず、あたかも急にギックリ腰に見舞われたと思うケースも少なくありません。

腰痛予防に姿勢の悪さを正す事もとても良いことではありますが、姿勢が偏りをみせた時点で、どうしてその姿勢をとるのかを見直すことから始めなくてはなりません。

一言に猫背といっても、どこか痛いところがあって猫背になっていたのなら早めの処置ができて腰痛を防げることも可能なのです。

そして、よすぎる姿勢というのもまた腰に負担がかかります。反らしすぎ、上半身の重心のかかる箇所が一点に集中している状態を作ります。

姿勢の良い人が腰痛にかかるケースも少なくないのです。ですので一概に良い姿勢や悪い姿勢というよりも、その人その人に合った負担の最小限に済む事が「良い姿勢」というのです。

どうしても仕事などで動きが少なく姿勢をひとつに保っている事が多いようであれば、まずは腰や背中が固定されないように心掛けるといいですね

重心のかかる位置を時たまずらして負担を減らしましょう。

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座り方が悪いと腰痛になる

腰痛と「座り方」の関係は密接であるということは、昔から言われてきていることです。小学校でも、先生が児童に対して、「背筋を伸ばして、机とお腹の間にこぶしひとつ分の隙間を開けて座る」のがベストであることを何度となく教え諭していたことを思い出します。

小学校の低学年からこのことを執拗にお話されていたことからも、「座り方」がいかに重要であるかということに関しては、大人になってもなんとなく想像できました。

しかし、それがなかなかできないということも、大人になると何となく「仕方がないこと」である印象があります。

そこで今回は、もう一度「正しい座り方」と「正しくない座り方」をもっと明確にしなければならないという意識で、「座り方」についてお話していきたいと思います。なぜかというと、「正しくない座り方」によって、



からです。座り方に関しては、男性よりも女性のほうが問題をきたすケースが多いといえます。

その最大の原因が、もっとも腰痛になりやすい座り方ともいわれる「横座り」を、ふつうは男性ではなく、女性が得意としてしまうからです。

椅子がないとき、フロアーに直接座るときには、「横座り」をする女性が非常に多いです。

「横座り」とは、お尻をフロアーにおいて、両足をそろえて左右に流す、女性特有の座り方です。

人間のばあい、どうしてもクセがあるものですから、足を流す方向がどうしても同じ方向になってしまうものです。

結果的に、骨盤をはじめ、ゆがんだ体重のかかりかたになってしまい、これが腰痛につながってしまうのです。

それから、「横座り」のような特徴ある座り方ではないですが、椅子にしてもフロアーにしても、「長時間座り続ける」ということ自体が、腰に対しては非常によからぬ結果をもたらししてしまう可能性が高いです。

ですから、長時間座って仕事をしなければならないようなケースでは、できるだけ身体を動かすことができるように、ちょくちょく歩いたり、簡単なストレッチをしたりすることが大切です。

現代人は、どうしてもこの部分で腰を悪くしてしまうので、この部分に関しては重々気を付けていただきたいと思います。

ここでお話したことは、正直言っていくつもある腰痛の問題のうち、ほんのわずかな問題ではありますが、しかしこれが典型的な腰痛の原因となりうるという事実があることも間違いありません。

ですから、このことは決して軽視することがないようにお願いします。

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腰痛の人の座り方~正座

一般論ではありますが、やはり腰痛を持っている人にとってもっとも腰に負担がかからない座り方というと、「正座」ということになります。

正座自体は、足にとってはかなり負担がかかる座り方である印象がありますが、腰には負担がかからない座り方であることは間違いありません。ただ、やはり



には違いないので、できるだけ足に負担がかからないような工夫をすると、正座することに対しての苦手意識がとれると思います。

正座に対する苦手意識は、やはり「足に負担がかかる」ということになるわけですが、では、正座において「足にかかる負担」はいったいどんな負担なのかといえば、これは当然「しびれ」ということになるでしょう。

要するに、「しびれ」さえなければ、正座をする分には一向にかまわないということになります。

最近では、正座のしびれを小さくするためのグッズや、昔からある「正座のための椅子」などは、かなり効果が期待できます

ただ、実はそういったグッズを利用しなくても、正座のしびれを軽減できる方法があるのです。今回は、そういったお話をしていきたいと思います。

まずは、「左右の親指を軽く触れるようにして正座する」ということが、意外と効果的です。

この座り方の場合、「かかと」のほうに体重がかかりやすくなるのです。ご存知のとおり、「かかと」は足の中ではかなり頑丈にできている部分なので、この部分に体重がかかっても、それほど「しびれ」の原因にはなりにくいのです。

なぜなら、「しびれ」というのは、不当に止められてしまった血液の流れが再開することで起こるからです。つまり、



「しびれ」は起こらないことになります。かかとのように頑丈なところに体重がかかるのであれば、血液の流れが阻害されにくくなるのです。

ですから、この座り方であれば、腰痛の人も正座しやすくなるはずです。

また、正座している最中に身体をこまめに動かすことも大切です。

特に、お尻を軽く上げるような動作を繰り返せば、血液の流れは阻害されにくくなりますので、このことにも留意してみてください。

ただし、あまりにも腰痛がひどい人は、決して無理をしないようにすることのほうが大切です。

また、座る場所があまりにも固い場所だと、正座をしてもすぐにしびれが切れてしましますので、柔らかいじゅうたんや座布団の上に座るなどの工夫が必要になるといえるでしょう。

ひどい腰痛のときには楽な姿勢で過ごす

腰痛のときに楽な姿勢を取ることはとても重要です。本当に腰痛が痛いときには、とにかく座ることも寝ることも痛くてたまりません。

そんなときにはどのような姿勢を取るといいのでしょう。基本的には腰に負担の掛からない姿勢にしていることです。

例えばソファーの上にあぐらをかいているのが一番楽だという人もいます。

一度座ってしまったら、いろいろなものを取りたくても、なかなか立つことがなかなかできません。

そのため一度座ったら、その状態でなんでもある程度必要なものが取れるように近くに置いておくなど、動かずにいられるような体制を作っておくことも大切です。

そしてひどい腰痛が治まるまでは、楽な姿勢を優先していきましょう。寝ている状態が楽だとは限りません。

楽な座り方が見つかれば、寝る以外はそこで過ごすことも考えましょう。まず腰に負担を感じず楽な姿勢を探すことが一番大切です。

家族の人などがいるなら、座布団を使ったりいろいろなものを工夫して楽な姿勢ができる体制を作ってみましょう。

 

 

 

  

  • 雲のやすらぎプレミアム 
    睡眠という長時間の姿勢が腰痛に大きく左右します。凹凸加工のアルファマット採用で体圧を拡散し負担を軽減しています。まるで雲の上に浮いているような感覚を味わう眠れる寝具。

  • アーユル・チェアー
    座る姿勢は上半身の全ての付加が腰にかかります。日本人の体の特性合わせて開発されたこの椅子は特殊な形状で腰の負担が軽くなり誰でもラクに骨盤を立て「坐骨」できちんと座った理想の姿勢になる画期的な商品です。

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