【若年層も増えている！】腰痛持ちが抱える腰痛の現状

現代人にとっては宿命的な病のひとつに「腰痛」が挙げられます。若年者や年少者の腰痛はそれほど多いとは言えませんが、しかし少ないとも言えません。

そして、成人男女の腰痛の発症率は、具体的なデータがない状況下にあったとしても、かなり自信を持って「高い」と言えるのではないでしょうか。

実際、整形外科のお医者さんの話では、腰痛で来院する人の割合が圧倒的に多いと言います。

二足歩行である人間にとって、ある種の宿命でもある腰痛ですが、そうは言ってもまったく困ったものです。

この理由にはさまざまのファクターが考えられますが、人間の身体の器官というのは、だいたい20歳を峠に下り坂にかかる場合が多く、腰痛とは密接なつながりがある「背骨」の老化もまた、例外ではありません。そのことが、「腰痛大国」ができてしまう大きな理由となっています。

そして、現代人にとってさらに深刻なのが、



です。逆に言えば、「時間不足」ともとらえられてしまうのが、なんとも歯がゆいファクターでもありますが、しかし事実として、運動不足による血行障害は、腰に深刻なダメージをもたらし、やがて大きな痛みをともなうようになります。

若年者の腰痛に関しても、姿勢の悪さや運動不足などが原因になって、以前よりもずっとその発症率が高くなっていると言われています。

また、年少者の場合、姿勢の悪さなどが原因となっている腰痛を発症するケースも少なくありません。

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注意が必要な腰痛

腰痛を軽んじている人をときどき目にすることがありますが、しかしよく考えてみれば、「痛い」からこそはじめて「腰痛」という状況に置かれるのであり、そして、「痛い」ということは、それは身体のどこかに異常があることを示すシグナルであることも同時に表しています。

「腰が痛い」わけですから、腰およびその周辺にその「異常」がある可能性が高いことは間違いありませんが、しかし腰痛の場合、痛みの出所はなにも腰部周辺と限ったわけではありません。そして、そういう腰痛は、非常に深刻なケースが多いのです。

腰部周辺に異常がないのに腰が痛いとなると、いったいどこが悪いのかということになりますが、中でも深刻な状況が及んでいると考えられるのが、



です。内臓疾患が原因で腰に痛みをともなうケースでは、基本的にマッサージや運動などでは改善できません。

また、症状が重篤になってしまうと、寝返りも打てない、あるいはそれどころか、横になることがつらいほどの痛みを腰部に感じることもあります。

そして、その内臓疾患の中でももっとも恐れられているのが、「がん」です。がんが原因である腰痛の場合、腰部とはまったく関係ない場所(特に膵臓など)にできた腫瘍が原因になっていたりします。

ですから、何の心当たりもないのに突然腰が痛みだしたなどといった場合には、早急に原因特定が必要になりますので、大事に至らないためにも、病院で精密検査を受けることをおすすめします。

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ツボ押しで腰痛緩和

残念ながら



ようです。あくまで「…と言われている」の領域を越えませんから。ツボは、どちらかというと内臓に繋がっているという認識が世間では強いのではないでしょうか。

胃もたれ、肝臓強化、便秘など。肩こりや腰痛となると、まさにその箇所を押すことが多いので、要するに「押されて気持ちの良いところ、楽になるところ」程度の認識でも良いのでは？とも思うのです。

腰痛に効くとされているツボも幾つかありますが、どれも腰そのもの、坐骨神経痛で響く箇所にあります。

まず、背後からみた骨盤の一番上で中心部から指２本分外側に位置する左右対称の２箇所の「大腸喩（だいちょうゆ）」を中心に、「腎兪（じんゆ）」と「志室（ししつ）」というウエストラインにあるツボ、「殷門（いんもん）」という太もも裏の中心にあるツボ、「帯脈（たいみゃく）」という肘を曲げた時に肘が当たる箇所。

どこのツボも腰痛はもちろん腸、婦人科系、座骨神経、腰という身体の中心部なだけに全身の疲労回復という効果もあると言われています。腰が痛い時にはそのツボ押しも



また、押す箇所も間違えていたりするのである程度の知識が必要です。

腰痛も色々あって、時には良かれとしていた処置が間違っている時もあって、かえって傷めることもあります。例えば、椎間板ヘルニアの時にただの腰痛だと思ったまま一生懸命大腸喩を押していたら大変ですから。

そして、腰痛に効くとされているツボは手にもあります。「腰たい点」という手の甲側のツボ、小指の根元付近にある後けい（ごけい）という座骨神経のツボ。

手にある腰痛のツボは、同じ腰痛でもギックリ腰や坐骨神経痛に効かないツボもあったり、間違ったツボを押して手が浮腫むこともあるそうです。

ここはツボ押し療法の不思議なところなのですが、ツボに根拠は無いとしても間違った押し方で浮腫んだりするのなら、ツボ押し療法は実はとても有効なんじゃないかとも思うのです。

腰痛のツボを押し続けていて慢性腰痛症が完治したとか聞いたことはないにしろ、思い込みだけではない、治癒力を高める効果があるのでは？と。

薬と思い込ませて飲んでいると病状が回復に向かったというケースがあるようにツボも、頭痛に効くツボを腰痛のツボと勘違いして押し続けていれば腰痛が快方に向かうのとは訳が違うのですから。

根拠はないにしろ、もう思い込みというだけでもなさそうな気もします。

通院するにもあまり効果が見られない、それでも手術するほどの痛みでもなく、ただ漠然と腰が痛い毎日を過ごしていて何か自分なりの対処をしようとなれば、ツボの位置や注意点などを勉強してやってみるのも良いかもしれませんね。

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座骨神経痛を治す手・足のツボ

座骨神経痛のための手・足のツボについて考えてみましょう。座骨神経痛も腰痛体操はとても効果がありますが、神経をコントロールするツボを上手に使って、より改善したいものです。

そこで座骨神経痛を治す手・足のツボについてご紹介です。

まず外出中でも仕事中でも簡単にツボ押しができる、手のツボのご紹介です。まず第一腰腿点というツボですが、手の甲にあります。人差し指と中指の骨のぶつかる部分。

親指の付け根辺り高さの位置にあります。また第二腰腿点という、同じく今度は中指と薬指の間にあるツボ。

そして座骨神経点という第二腰腿点から指1本ほど指方向にあるツボをゆっくり、反対の手の親指で圧し込むように指圧しましょう。両手のツボを行うようにします。

次は肘の内側の両端もおすすめです。また手首から小指の付け根までの側面を、少しずつずらしながら圧していきましょう。

ここを数回往復するようにしっかり圧し込んでいくと、とても気持良く感じるはずです。また親指の付け根の内側側面と、そのまま指2本下に下りた場所の2カ所もおすすめです。

次は足のツボですが、まず膝の後の中央にある委中というツボを圧しましょう。立って行うようになるので、腰痛が酷いときにはうつぶせになって、誰かに圧してもらうことになります。

また委中の位置からそのまま上にいって、お尻と足の境の部分が承扶というツボになります。

親指でしっかり圧し込むように指圧をしましょう。またうつぶせになって誰かに圧してもらうのもおすすめです。

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腰痛に針治療やツボ圧しは効果あるのか

腰痛で悩んでいる人はとても多く、その症状も原因もまったく違うものです。そのためさまざまな治療を行ってみると、それぞれの人が「これは良かった、これは効かなかった」ということになるのも当然です。

特に腰痛の場合は神経関係のものから、骨格的な問題、年齢の問題など本当にさまざまです。そのため



だと言えます。そこで自分にあった治療法を探すことがとても大事になるのです。

例えばヘルニアは日本人にもとても多いと言われています。しかしヘルニアもその症状の度合いによっては整形外科などでいくら治療をしても、なかなかはっきりとした成果が感じられない場合があります。

そして針治療によってずっと楽になったということも。しかし重度のヘルニアの人はいくら針治療をしてもツボ圧しをしても症状は悪化するばかりで、整形外科でヘルニア手術をしたらウソのように良くなったという人もいます。

また手術を行った上で、あとは針治療やツボ圧しなどでケアをしているという人もいます。

このように針治療やツボ圧しは東洋医学として、とてもよい結果を生み出してくれることもあるのです。

また針治療やツボ圧しの場合は、特に施術者の技術のレベルによっても差が大きく出る治療法とも言えます。

そのため施術者を選ぶということも、大切になってくるのではないでしょうか。そして自分に合った治療法を探すことが先決です。

そして東洋医学と西洋医学の両方を上手に利用することも、1つの方法ではないでしょうか。